お客さまのオリジンとサービスUIとの間に立ち、シームレスな画像最適化とキャッシュを提供するImageFlux。その利用料金には、4つのプランがあります。

お試しでのご利用から事業向け本格ユースまで幅広く対応していますが、ご検討中のお客さまのなかには、どれがご自身に最適なプランなのかわかりづらい場合もあるかもしれません。

今回のコラムでは、そんなお客さまのプラン選択を「最適化」すべく、各プランの特徴とつまずきやすい転送量の仕組みについて解説しています。

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ImageFluxで提供している4プラン

ImageFluxではスターター、ベーシック、プレミアム、エンタープライズの4つのプランを提供しています。いずれのプランでも画像変換自体は無制限でご利用いただけますが、それぞれのプランで提供している機能や基本料金に含まれる転送量の上限が異なります。

スタータープラン

スターターでは、基本料金無料(月間転送量上限を超えた場合従量課金分のみ)で必要最低限の機能を提供しています。無料内で利用できる転送量は月間10GiB、オリジン設定数は1個までとなっており、お試しで使ってみたい方におすすめのプランです。

月間1万PVほどのサイトにおすすめ

  • Webサイトの閲覧者数(PV):10,000
  • 1ページあたりの平均画像容量:1MB(ImageFluxによる画像変換後)
  • 転送量:10,000×1=10,000MB(≒9.3GiB)

※画像枚数や画像サイズによって、1ページあたりの画像容量は変わってくるので、まずはお気軽に2か月間の無料トライアルで試して、画像転送量がどのプランになるのかお試しください。

ベーシックプラン

ベーシックでは、他社CDNとの併用やヘルプセンター利用が可能です。基本料金内で利用できる転送量は月間200GiB、オリジン設定数は2個までとなっており、中小規模のWebサイトであれば十分に活用できるプランです。

月間1万PV~20万PVほどのサイトにおすすめ

  • Webサイト閲覧者数(PV):200,000
  • 1ページあたりの平均画像容量:1MB(ImageFluxによる画像変換後)
  • 転送量:200,000×1=200,000MB(≒186GiB)

※画像枚数や画像サイズによって、1ページあたりの画像容量は変わってくるので、まずはお気軽に2か月間の無料トライアルで試して、画像転送量がどのプランになるのかお試しください。

プレミアムプラン

プレミアムはテキストオーバーレイや独自ドメインの利用といった機能を含むImageFlux全機能が利用可能なプランです。転送量は1,000GiB、オリジン設定数は20個と上限も大幅に緩和されており、本格利用に適しています。

月間20万PV~100万PVほどのサイトにおすすめ

  • Webサイト閲覧者数(PV):1,000,000
  • 1ページあたりの平均画像容量:1MB(ImageFluxによる画像変換後)
  • 転送量:1,000,000×1=1,000,000MB(≒931GiB)

※画像枚数や画像サイズによって、1ページあたりの画像容量は変わってくるので、まずはお気軽に2か月間の無料トライアルで試して、画像転送量がどのプランになるのかお試しください。

エンタープライズ

エンタープライズはその名の通り大きな事業規模でのご利用を想定したプランです。お客さまの用途や課題に適した料金プランを、弊社担当からご提案します。これまでの事例では、年間でのご契約や、大規模トラフィック向けのボリュームディスカウントに対応しています。エンタープライズプランをご検討の場合は、お気軽にご相談ください。

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転送料の仕組み

ImageFluxの利用料金は、基本料金部分と超過従量課金部分の2階建て構造になっています。

基本料金部分は必ず発生し、それぞれのプランに設定された転送量上限を超えない場合は、この料金のみでのご請求となります。携帯電話料金のプランでよくある、月額基本料をイメージいただくとわかりやすいかもしれません。

従量課金部分は、各プランの転送量上限を超過した場合に、GiBあたりにかかる転送料金です。この転送量がどこのトラフィックを基準にしているのかを示しているのが、以下の図です。

ImageFluxでは、キャッシュサーバーからエンドユーザーへのアウトバウンドトラフィックのみを課金対象としています。ユーザーからImageFluxへのリクエスト回数やオリジンサーバーとImageFlux間の通信については料金に含みません。そのため、明確かつシンプルな基準でお見積もりいただけます。

また、課金対象となるアウトバウンドトラフィックに大きく関係する画像サイズについては 、軽量なフォーマットに変換して配信し、WebページのUXを向上させる設定が可能です。これにより、オリジンをそのまま配信する場合に比べ、「ギガ」の消費を大きく抑えることができます。

例えば、容量が大きい画像を多く使用されているサイトも、ImageFluxで画像変換(フォーマット変換やサイズ調整、トリミング調整など)をして、軽量になった後の画像配信分のみが「転送量」として計算されるので、安心してご利用いただくことができます。

ImageFluxのプランの選び方

これまで、4つのプランと料金の仕組みについて説明しましたが、どのような基準でプランを選べばよいのでしょうか。「利用する機能」「転送量」の2つの視点で解説します。

利用する機能で選ぶ

1つの方法として、システム要件を満たす機能が揃っているものを選択する、というものがあります。

たとえば、すでに他社CDNをご利用で、アーキテクチャの大幅な変更をせずに画像最適化を取り入れたい場合は、ベーシック以上のプランを選択します。ほかにも、ヘルプセンターのご利用(ベーシック以上)、独自ドメイン(プレミアム限定)など一部プランでのみ提供している機能があります。くわしくは料金プランのページをご確認ください。

まずは最低限の機能で始めてみて、利用したい機能が増えてきたタイミングで必要に応じて上位プランに移行するなど、ご契約中のプラン変更も可能です。

サービスの転送量で選ぶ

プランに設定された転送量上限内に収まるようにプランを選択する選択方法もあります。転送量の上限を超えない限りは、基本料金のみになり、見積もりや会計処理の手間を軽減することが可能です。年間を通じた予算の見通しも立てやすくなります。

たとえば、想定されるアウトバウンドトラフィックが月当たり800GiB前後で収まるのであれば、プレミアムを選択することで固定料金(27,500円)に収めることができます。

ImageFluxの料金体系の強み

ここまで、ImageFluxの料金プランを解説しました。

中長期的な見通しを立てやすい基本料金制度、為替リスクのない円貨決済、超過従量課金の変数は1種類のみ、とシンプルな料金体系がImageFluxの強みです。

一部機能は制限されますが、スタータープランで契約し、従量課金分を都度支払う、といった柔軟な使い方も選択肢の1つです。ImageFluxは、お客さまのニーズに応じて多様な運用スタイルに対応しています。

国産サービスならではの充実した日本語ドキュメントをご用意しており、ご質問・ご相談にも丁寧に対応いたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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※サービスの詳細・お申し込みは、各サービスページをご確認ください。