導入事例

ImageFluxでサイトの表示速度が40%短縮！簡単に導入でき、ライターの画像アップロードの手間も削減

導入サービス

画像変換・配信エンジン（ImageFlux）

メディア・エンターテイメント株式会社アットサポート様

東京・八王子の地元情報を発信するメディアサイト「八王子ジャーニー」。八王子市で高い知名度を誇る同サイトは、地域密着型でさまざまな事業を展開している株式会社アットサポートが制作・運営しています。立ち上げの2017年から記事を配信してきたため、記事数・画像データが膨大となり、サイトの読み込み速度の遅さが目立つようになりました。そこでImageFluxを導入し、画像を最適化。コンテンツの読み込み時間を平均で約40％も短縮し、サイトの表示速度を上げることができました。同時に、異なるデバイスに合わせた画像生成の自動化を実現したことで、画像にまつわる運用業務の効率化とコストダウンに成功した事例をご紹介します。

課題

1画像につき複数の解像度のデータが必要
画像が多くサイトの表示速度が遅い
デバイスに合わせた画像のリサイズが必要

効果

サイトの読み込み時間を約40％短縮
画像枚数の削減・サーバーコストの削減
解像度・サイズを気にせずアップロード可能

導入・設定の容易さからImageFluxを選定

東京・八王子市内の情報発信を目的として株式会社アットサポートが運営している「八王子ジャーニー」は月間平均130万PVを超え、多くの八王子市民に読まれるメディアサイトです。このサイトは1記事あたり平均で10画像程度を使用していますが、開設から5年が経過したことでアーカイブ画像が容量を大幅に占めるようになり、読み込み速度が低下。表示の遅さが目立つようになりました。「表示する画像はスマートフォンやタブレット、パソコンなど、デバイスに合わせてリサイズしなければならないほか、さまざまなニュースサイトに記事の配信を行うため、1画像につき複数の解像度のデータが必要でした。そのためサイトが重くなり、離脱率も上がり始めました。そこで画像変換ツールの導入を検討するようになったのです」と同社メディア事業部編集長の山内隆広氏は話します。

そこでまず、画像変換ツールの自社開発とCDN配信を検討したそうですが、コストや運用面で課題が多く断念。外部サービスの比較検討に入りました。その際重視したのが、導入・設定の容易さだといいます。「10社くらいの画像変換ツールを検討し、いくつかサービスを使用してみたのですが、最も導入や設定が簡単な上にコストメリットもあると感じたのがImageFluxです。それに加えてさくらインターネットのサービスは『さくらのレンタルサーバ』をはじめ、『さくらのVPS』『さくらのドメイン』などをアットサポートのWeb制作事業で活用しており、信頼感を持っていました」と同社システム事業部責任者の小田慶氏は振り返ります。
同社では常に八王子ジャーニーのサイトの改善を続けており、年内には全面リニューアルの予定も。こうした実現したいことにいかに素早く対応できるかが導入選定の鍵にもなりました。
ImageFluxなら、実際に出力される画像URLの配信元をImageFluxのURLに置換すればすぐ運用を始められ、置換後のパラメーターを変更するだけで意図した出力が可能な状態になります。この対応力の高さがImageFluxを選んだ決め手の1つでした。

画像ファイル数が膨大になる問題を解決し、管理面でも効率化とコストダウンを実現

まずはImageFluxのトライアルにて試用し検証、その後八王子ジャーニーの転送量に応じ Enterpriseプランを選択し、本格導入へと至りました。「ImageFlux導入に際しては、迷うことなくスムーズに進んでいき、不明点に関してもWeb上で閲覧できるサポート情報だけで解決することができました」（小田氏）。
ImageFluxを導入してからは、1枚の画像に対して複数の解像度のデータを自動生成できるようになったため、画像ファイル数が膨大となる問題も解決し、管理面でも効率化とコストダウンを実現しました。「ImageFluxを導入したことでサイト表示速度が劇的に改善したのには驚きました。現在は別の施策も行っているため状況が異なりますが、導入時にはコンテンツの読み込み時間が平均で約40％も短縮されました。これにより、サーバー負荷を大幅に減少でき、サーバーの増強コストを削減しています」（山内氏）。
ImageFluxは八王子ジャーニーに投稿するライターたちの手間削減にも効果があったと山内氏は話します。

「ImageFluxを導入したことで、画像サイズを気にせずアップロードできるようになりました。八王子ジャーニーに記事を投稿するライターたちはプロではないため、スマートフォンで写真を撮影しています。しかしスマートフォンの画像はサイズがどのくらいなのかわかりません。そこで投稿する際の画像サイズを指定していましたが、ImageFlux導入後は写真を撮影したらサイズを気にせず、そのまま投稿すれば良くなりました」
山内氏は続けて、今後実装したいこととしてクリッピング範囲を柔軟に指定できる機能に注目していると言います。「この機能を実装することで、Webデザイナーでなくともライターだけでサムネイル生成が簡単にできるようになります。ImageFluxをさらに使いやすくしていく構想として考えています」

八王子ジャーニーを横展開していくためにも全面リニューアルで課題に対応

ImageFluxは八王子ジャーニーのような大量の画像を取り扱うサイトに最適だと山内氏と小田氏は考えています。「ImageFluxは表示の重さに悩んでいるサイトには劇的に効果があります。導入は簡単ですので、まずはトライアルをして、その導入の容易さ、配信速度、機能の充実度を試してみてください。その上で自社に合うかどうか判断してほしいですね」（小田氏）。
同社では2021年から関連サイトとして九州の大分県で「大分ジャーニー」を展開するようになりました。情報メディアサイトを各地域に横展開する際に必要な課題に対応していくことを含めて、サイトの全面リニューアルにつなげていこうと考えているそうです。
また、八王子市の公式サイト「まちる」という地元メディアでは、八王子ジャーニーの記事を一部掲載しています。全ての記事を載せるわけではなく、「まちる」にふさわしい記事だけを選び掲載されています。まちるのサイトでもImageFluxの画像変換を活用されています。
「八王子ジャーニーは八王子に根づいた長く運営している情報メディアサイトですので、八王子の地場企業から『Webサイトを作りたい』『システムで業務改善したい』という相談がくるような、サイト単体の売上ではなくシナジー効果を狙ったサイトとなっています」と山内氏は同社の意図を語りました。